憂うつな日は誰にでもありますが、それが1週間も2週間も続くとうつ病が疑われます。
薬の副作用が気になったりあまり効果が感じられない方も、ヨガをやって前向きな気持ちになるケースも多いです。

ヨガをすると生活のリズムが改善する

うつ病になると夜眠れなかったり、日中に猛烈に眠気を感じたり、自律神経の乱れが起こっている場合もあります。

ヨガで自律神経失調症を治す!

朝と夜にヨガを実践することで、生活のリズムが改善します。
朝日を浴びながら、1杯の白湯を飲んで軽くヨガを行いましょう。

心身が目覚めを感じることができ、便通も起こりやすくなります。
便通を整えることで、腸内環境も改善します。
腸内環境はメンタルと深いかかわりがあることが、最近よく知られるようになっています。

また夜、寝つきが悪い方も、寝る前に照明を少し暗めにしてヨガを行ってから就寝しましょう。
ヨガを行うと副交感神経が優位になり、身体の疲れも手伝って心地よい眠りにつくことができます。
正しい時間に眠れれば、朝の目覚めも良くなりうつ病改善に役立ちます。

運動をすると気持ちが明るくなる

あまり運動が得意じゃない方でも、ちょっと体を動かしたら気分が良くなった経験はどなたでもあると思います。

ヨガだけではなく運動全般を行うと、気持ちが明るくなります。
これは科学的にも解明されていることです。

うつ病でだるい、動きたくないと感じても、ヨガをすることでスッキリします。
ヨガはポーズさえ覚えてしまえば、自宅でもカンタンに取り組むことができます。
激しい運動と違って騒音の心配もありませんから、思い立った時にできるのでおすすめです。
身体が硬いと敬遠しがちなヨガですが、簡単なポーズから徐々に覚えていけば良いのでマイペースで行えます。

ヨガは決して無理をしないことが大切です。
心がしんどくて体を動かすのがツラかったり、体が硬くてポーズが難しいときには無理をしないようにしましょう。

瞑想と呼吸法でストレス軽減

ヨガは有酸素運動ですが、瞑想と呼吸法も組み合わせて行います。
深呼吸すると心が落ち着くのは誰でも知っていることですが、呼吸法はメンタルにもとても大切です。

ヨガの場合は、腹式呼吸ではなく胸式呼吸を取り入れることで、メンタルの安定にもつながります。

うつ病になりやすいのは性格が真面目で、悩み事を深く考えてしまう方です。
ヨガで瞑想をすることで、ずっと悩んでいたことを一旦、クリアにすることができます。
すると心も体もすっきりして、うつ病の改善につながります。

 

まとめ

お薬とは違って治療をするというよりも、乱れた心身の状態を本来の姿に整える、その結果移の症状が改善する効果が期待できます。
ヨガは副作用もありませんしプラセボ効果も手伝って、お薬より効果が感じられるケースもあるでしょう。