更年期になると今までは感じられなかった、体のいろんな不調を目の当たりにします。
ヨガをすることで心も体もリフレッシュして、つらい更年期の症状を緩和することにもつながります。

更年期特有のイライラを解消できる

更年期になると今までは何とも思わなかったことにイライラしたりしませんか。
ヨガを実践すると、そのイライラ感を軽減することもできます。

ヨガはストレッチや瞑想、呼吸法などの効果が一度に得られます。
運動をして体を動かすこと自体、ストレス解消になることが科学的な検証で解明されています。
瞑想することは日常のイライラをしばし忘れて、心をクリアにすることができます。

さらに呼吸法も取り入れることで、心が落ち着いてリフレッシュすることができます。
更年期は女性ホルモンが減少して、脳の視床下部が思ったようにエストロゲンが入ってこないことで混乱を起こします。
ヨガはホルモンの分泌や自律神経のコントロールを司る、視床下部効果への効果が期待できます。
個人差はありますが更年期のつらいイライラを緩和してくれます。

デトックス効果でリフレッシュ!

ヨガを実践するとデトックス効果が期待できます。
女性は筋肉が少ないため、血流が悪くなりリンパの流れも滞って水分や老廃物が蓄積しがちです。
するとなんとなくだるかったり動くのが億劫になって、ダラダラ過ごしてしまいがちです。
運動不足になると、眠りにくくなって翌日だるい繰り返しになります。

ヨガを日常に取り入れることで、血流が改善してリンパの流れもスムーズになります。
またインナーマッスルも鍛えられるので、基礎代謝もアップします。
身体から余分なものが排出されることで、全身がなんとなく軽くなってアクティブに過ごせます。

不眠症の改善に期待!

更年期になると不眠症で悩む方が増えます。
就寝は入浴後2~3時間後が良いと言われていますが、これは体の体温が低下するときに眠くなるからです。
ヨガを行って体を動かすことで、体が温まりますので体温が低下する過程で眠くなります。

自律神経は交感神経と副交感神経の切り替えによって、元気に過ごしたり眠くなってゆっくり過ごすことができます。
眠気に誘われるのは副交感神経が優位になっているときです。
ヨガを実践することで、副交感神経が優位になるので自然に眠くなります。
身体を動かした心地よい疲労感も手伝って、すんなりと入眠することができます。

寝る前にPCやスマホの強い光を見てしまうとなかなか眠くなりにくくなります。
入浴後は少し部屋を暗めにして、副交感神経が優位になるように心がけましょう。

まとめ

ヨガは体の調子を整えることができますので、個人差はありますが更年期の症状も改善すると思われます。
しかし何をしても効かない場合には、我慢をせずに婦人科を受診してホルモン補充療法などを試してみましょう。